できるだけ節約を心がけているのになかなかお金が貯まらない、そんな悩みをお持ちの方は一度お金の管理方法を見直してみてはいかがでしょうか。口座を分けて管理することでお金の流れや収支を把握することができ、貯蓄もしやすくなります。

まずは先取り!貯蓄用口座

お給料などで収入が入るとそのお金は主に、貯蓄、特別出費、生活費に分けられます。そこで目的別に3つの口座を準備し、それぞれをうまく活用する家計管理術を実践してみましょう。
まずは全体のバランスから貯蓄金額を設定し、収入が入ったらすぐに先取りして貯蓄用口座へと移し替えます。給与から天引きされる財形や自動積立などを利用すると毎月ある程度の金額が貯まっていく分、残ったお金でやりくりせざるを得ないので、お金に対してシビアな感覚を持つようになり普段から節約の工夫もするようになるので一石二鳥です。ネット銀行などでは手数料なしで一定額を自動入金してくれるサービスなどもあるため、うまく利用するとよいでしょう。ただし、わりとキツキツで生活している場合には無理に給与天引きなどは利用せずに、大体の出費金額がわかったところで収入から必要経費を差し引いた残り分を先取り貯金にまわすという方法のほうが、生活を圧迫する可能性もないので安心です。

車検や旅費など、特別出費用口座

車を持っていれば車検や自動車税、長期休みを利用しての家族旅行や帰省旅費など毎月かかるわけではないけれど年に数回は発生する費用を特別出費とします。結婚式のお祝いなどの慶弔費や急な入院費用など、緊急出費もこちらに含めるとよいでしょう。普段の生活費にこういった費用を含めてしまうと都度お金が必要になり、赤字になってしまう月が発生しかねません。そういった事態を防ぐためにも特別出費用のお金を準備しておく必要があります。先取り貯蓄もしているのに特別出費用のお金も準備するのは大変ですが、ボーナスを上手に利用することで月々の負担も軽くなります。冷蔵庫やエアコンが突然壊れたりしても、特別出費用口座にお金が入っていればすぐに買い替えすることもできるので安心です。子供がいるご家庭では、入学や進学費用も考慮しておくとのちのち苦労しなくて済むかもしれません。

引き落としや食費など、生活費用口座

最後になりましたが、お給料などの収入が入ってくる口座が生活費用口座となります。収入が入り、貯蓄用、特別出費用のお金を移し替えた後、残った分から家賃や光熱費などが引き落とされます。引き落とされる金額は事前にわかっていることがほとんどなので、残高不足にならないように貯蓄額や特別出費用にまわす金額はこちらの支出分を考慮したうえで設定しましょう。
引き落とし以外に生活費として必要な現金もここから準備します。食費や日用雑貨などはこの時に引き出した現金で一か月間やりくりするので、一週間ごとに予算を割り振ってまとめ買いするなど上手に工夫して節約生活を乗り切りましょう。
光熱費などの固定費もクレジットカードで支払うことでポイントがもらえます。スーパーなどでの買い物もお得デーに行くとカード支払い時の割引率がアップすることがあるのでチェックしておくとよいでしょう。上手にクレジットカードを利用してポイントを貯められれば、家電などの大物景品をゲットすることも夢ではありません。

3つの口座を上手に管理することで、お金の流れも一目瞭然!

家計の管理が苦手な方も、3つの口座を上手に利用することでお金の流れがひと目でわかるようになります。どれだけ純粋に貯蓄できているかも残高をチェックするだけですぐに把握することができ、特別出費用口座の残高次第で今後の旅行計画なども立てやすくなります。
口座を分ける家計管理術はコツさえつかめば初心者の方でも上手にやりくりできるようになりますが、貯蓄にお金をまわしすぎて生活費がカツカツになってないかなど、定期的に見直すことも大切です。少し苦しいと思ったら貯蓄のペースを落としてみたり、旅費の予算が高すぎるようなら少し低く見積もってみたりと、無理をしないようにバランスよく調整してやりくり上手を目指しましょう。

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