家計の節約の中でも食費は比較的支出の減少が容易なため、多くの人が挑戦しています。家族4人で2~3万円という人もいますが、中には一人暮らしで1カ月3000円で済ませている人もいます。今回は、ある程度無理をせずできる一人暮らし月1万円のメニューをご紹介します。

他の支出とバランスをとる

食事というのは、毎日の生活で切り離せないものです。これを制限して貯金をするということは、一見苦行のようにも思えますし、途中で挫折したり、反動で大量買いをしたりする人も少なくありません。ですが、こういった自分との闘いに勝つことで、自炊も楽しく続けられるようになりますし、食費を節約する習慣が自然と身につきます。目標金額や欲しいものを設定してそれを目指す、水光熱費と合わせた月の支出を決めて、食費が不足したら水光熱を節約するなど挑戦しやすい環境を整えます。

かさましメニューでストレスをためない

節約した食事は満足が得られず、長続きしづらいです。そこで、栄養バランスが良くかさまししやすい野菜類やキノコ類、水分豊富な豆腐などを使い、満足度と栄養バランスの両立を目指します。ハンバーグを作るときに豆腐やえのきを入れる、野菜たっぷりのスープで腹持ちをよくする、焼き肉のときには野菜もしっかり入れるなど、工夫すればそれほど苦痛でもありません。冬ならば鍋も良いですし、夏野菜をスティック状に切ってディップをつけるスタイルにすれば、立派な一品に早変わりです。

主食を抑えて節約

食費を節約するとしても、主食は欠かせません。日本人ならば米がメインの主食になりますが、1カ月分を買うとすれば1000円台の支出になります。そこで、米を最も安く購入できるように、特売日や安売りの店舗をチェックすることはもちろん、パスタやパン、粉類などの安い主食を他にも用意しておく必要が出てきます。例えば、パンの耳は無料配布か格安で出回っていますので、厚切りのものは通常のトーストのようにホットサンドやフレンチトーストで食べます。薄切りのものはガーリックトーストやピザ生地、キッシュの台座などいろいろなものに使えます。

高額な素材は複数回で食べる

おかずは購入した食材をそのまま使わず、高額なものは複数に分けておき、安く購入できる野菜やキノコ、水分などでかさを増やせば、満足感がありながらローコストの食事ができます。
例えば、鮭のホイル焼きを作るときには、鮭の切り身を半分の厚さにスライスし、ホイルにのせます。玉ねぎ、エリンギ、アスパラを重ね、塩コショウを振ってトースターなどで焼けば完成です。ポン酢や七味、あればバターやマーガリンを乗せれば立派なメインディッシュになります。
ラーメン焼肉バーガーは、袋ラーメンを二つに割って硬めにゆで、水けをきって小麦粉とマヨネーズを加えた後、丸く成型して焼きます。豚肉と玉ねぎをめんつゆ、砂糖、しょうゆで焼いてフィリングを作り、レタスと共にラーメンで作ったバンズで挟みます。
また、照り焼きチキンピザもおすすめです。ボウルに小麦粉、塩、水を加えて耳たぶくらいの硬さにして1時間ほど寝かせます。鶏むね肉を小さく切り分けて、櫛切りにした玉ねぎと一緒にめんつゆ、砂糖、しょうゆで味付けして炒め、片栗粉でとろみをつけます。生地を薄くのばしてフライパンで両面をしっかり焼いたら、照り焼きのたれを塗ってゆで卵、鶏肉、のりなどをトッピングし、最後にマヨネーズをかけます。

楽しみながら上手に節約

いかがでしょうか。ポイントとしては、食費と水光熱費をセットで考えること、不足すれば買い足すのではなく、あるものでやりくりできるメニューを考えること、分けられる食材はそれぞれのメニューに分けて使用すればバリエーションが増えることなどが重要です。何より、いろいろなメニューに挑戦すれば新しいレシピも生まれますし、応用力も身につきます。我慢ばかりではなく、前向きに節約できるようになれば無理せず食費を抑えられるでしょう。

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