毎日散らかる部屋の掃除は、家族全員が協力して行うと負担が分散されて楽になります。特に子供には、家族の一員としての自覚を持ってもらうためにも、掃除を手伝ってもらうことは大事です。面倒だからとすぐには手伝ってもらえないことが多いですが、うまく声掛けをして一緒に掃除を楽しめるようになりましょう。

子供がやりたい掃除をさせる

掃除と言っても、沢山の種類があります。ライフスタイルによっても異なるので、一度リストにピックアップしてみましょう。子供にそれを見せて、どの掃除ならできそうか、やってみたいかを本人に選んでもらいます。自分で選んだ掃除なので、ある程度の責任は持って動いてはもらえるのです。そうは言っても、3日坊主でやる気が終わってしまうのは普通のこと。見ている大人はイライラしそうですが、そこはグッと我慢をして下さい。「今日も掃除をしてくれたら、すごく助かるんだけどな」など、ポジティブに声掛けをして見守りましょう。一度子供本人が決めた掃除とはいっても、挫折をしたならば他を手伝ってもらうのでもOKです。心に余裕を持ち、いくらでも融通をきかせてあげましょう。

大人が楽しくお手本を見せる

大人が「掃除は疲れるな」「家事は面倒だ」と愚痴っているようでは、子供にも悪影響です。掃除をしたいと思ってはもらえないことでしょう。大人が鼻歌でも歌いながら楽しそうに動いていると、子供にはきちんとその姿が伝わっています。大人の感情に、子供は案外敏感なものなのです。
家事や掃除は、大人がまずは楽しく行いましょう。すると子供の方から「私もやってみたい」「僕にも手伝わせて」と声をかけてくれるかもしれません。例え自分一人ですませた方が早い仕事でも、「ありがとう。やってみる?」とチャンスを逃さないようにしましょう。

自分が出したものは、自分で元に戻す

部屋は毎日散らかるものです。子供がいる家庭で、常に綺麗な状態をキープすることはほぼ不可能。ある程度は汚れるものだと思っておけば、イライラする頻度が減ります。
ただし、自分が出したものは自分で元に戻すという習慣はつけるようにしましょう。大人でも難しいのですから、根気よく言い続けるしかありません。お父さんが服を脱ぎっぱなし、物を出しっぱなしという家庭も多いので、親子で一緒に直していきましょう。
ご飯やおやつを食べる前、寝る前には一度部屋を綺麗にするといったように、各家庭のライフスタイルに合わせて時間を決めて掃除をさせるのも良い方法です。掃除をしなければ、次の行動に移れないと思うようになれば、もう掃除が習慣化されています。

お礼を言う

子供が掃除をするとなると、失敗をしてしまうこともあります。物を壊してしまった、逆に汚してしまったなど、普通に起こる事です。そんな時でも怒らずに、優しく声掛けをしてあげて下さい。大人のように上手くいかないのが当然ですし、小さな子供の体では難しい家事も沢山あるのです。
また、掃除をしてくれたら「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。心では喜んでいても、声にしなければなかなか子供には響きません。「綺麗になって気持ちが良いね」「とても助かったわ」など、素直に表現してあげて下さい。

まとめ

いきなり「今日から掃除をしなさい」と言っても、子供はポカンとしてしまいます。家事や掃除の習慣は、すぐに身に着くものではありません。親がお手本を見せながら、毎日根気よく伝えて習慣化されていくものです。
例えば長い夏休みから少し難しい手伝いをさせてみる、というのも良いでしょう。時間に余裕があるので子供の心にも余裕があり、ゆっくりと教えてあげることができます。学校の夏休みの宿題に、家の手伝いが出る場合もあります。良いチャンスとして活かせるとよいでしょう。
もっと小さなお子さんでも、家事や掃除をすることはできます。この場合はお手伝いというより、楽しい遊び感覚でOKです。カーテンをあける、靴を揃えるなど、小さな子でもできるお手伝いは沢山あります。手伝いをしてくれたら、大いに誉めてあげてスキンシップも忘れずに行って下さい。

関連セミナー