あと少し必要経費を削ることができたら生活も楽になるのに、と感じている方は少なくないかもしれません。家計の節約を考えた時に日々の食費などを少しずつおさえるという方法もありますが、最も効果があるのが毎月かかっている固定費を見直すという方法です。

そもそも、固定費・変動費とは?

家計費を節約したいと思ったら、支出の現状を把握することが必要となります。支出について、毎月どういう項目にいくらぐらい使っているのかがわかってはじめて、節約できそうなポイントが見えてくるからです。
家計の支出は、大きく固定費と変動費に分けられます。固定費とは生活する上で定期的に発生する一定額の支出をいい、これに対し行動の頻度や度合い・何を選択するかよって変わる定額ではない支出が変動費です。
固定費に分類される主な支出として、住宅費や通信費・各種保険料などが挙げられ、子どもへの小遣いも毎月決まった額をあげているのであれば固定費となります。
一方変動費に含まれるものとしては、食費・交通費・被服費など。
このようにみると、固定費は生活のために欠かすことのできない支出であるのに対し、変動費は必ずしも全てが必要な費用ではないことがわかります。

その車、本当に必要ですか?

固定費の中で一番大きいのは住居費だというケースが大半ですが、なかなかすぐに家賃の低いところへの引越を検討したり値下げ交渉をしたりすることはむずかしいでしょう。子供がいるご家庭では学校関連のことも出てくるので、さらに困難です。住居費にすぐに手をつけられない場合、次に大きな固定費で考えられるのが自動車関連です。憧れのマイカーを購入したものの、実際に乗るのは週末のスーパーへのまとめ買いだけというのであれば、一度自動車を維持することについて考え直してみてはいかがでしょうか。まとめ買いならネットスーパーをうまく利用することで送料無料で届けてくれますし、毎月の駐車場代やローン代、ガソリンや保険代のことを考えてみたら、いっそのこと手放してしまうという選択肢もひとつです。旅行やドライブの時にはレンタカーを利用すればよいですし、毎回違う車種に乗ることも出来るので慣れしまえば意外と楽しめるものです。大きなコストダウンにつながる自動車関連費用、本当にマイカーが必要かどうか今一度考えてみるタイミングかもしれません。

意外とかかる通信費。プラン内容や機種変更、持たない選択も!?

今や小学生までもが携帯電話を持つ時代です。通信費といっても固定電話だけでなく、家族の人数分携帯電話代を支払っているので意外と高くついているというご家庭も多いでしょう。通信費の節約を検討する時にまず確認したいのがプラン内容です。家族で同じキャリアにすることでお得になるサービスを利用してみたり、格安スマホに乗り換えたりすることでだいぶ見直しできるので、家族構成や使用頻度などを考えてお得なプランを検討しましょう。スマホに変えたけれどあまりその機能を使っていないのであれば、ガラケーに機種変更するというのも一案です。タブレットを普段から愛用していて、スマホがなくても特に困らないという場合は思いきって解約するという選択肢もありかもしれません。

言われるままに加入した保険料、補償が過剰の可能性も?

固定費の中でもよく見直し対象としてあげられるのが保険料です。最初はよくわからないまま保険会社の人の話を聞いて、おすすめされたものを契約したという人も少なくないのではないでしょうか。しかし生命保険や火災保険、学資保険など色々な種類があり、いくら将来が不安だからといってもその度に加入していたらきりがありません。補償内容もプランによって様々なので、一つ一つの内容をよく見直して本当にこれだけの補償が必要なのか確認し、少し落としたとしても十分やっていけると判断できるのであれば、たとえ補償範囲がせばまったとしても月々の保険料をおさえるという選択も十分にありえるでしょう。特に保険の相談に乗ってくれる代理店の担当者などを必要とせず、自分で色々調べられるという場合には、人件費を必要としない分だけリーズナブルな価格設定のことが多いネット保険を利用するという手もあります。

他にも電気料金やローンの借り換えなど、見直しポイント多数!

主な固定費の節約術について取り上げてきましたが、他にも電力自由化による電気料金の見直しや住宅ローンの借り換え、使っていないのに年会費だけかかるクレジットカードの解約など見直しポイントはごろごろ転がっています。
日々のおかずを一品減らしたり、スーパーのチラシをくまなくチェックして特売品を買いに行ったりする節約術もありますが、毎日続けないとなかなか効果を実感できないうえに、毎日続けるという行為自体もストレスになりかねません。
固定費を見直すのには思いきった決断が必要ですが、その分大幅なコストダウンにつながることが多いので、本気で家計を楽にしたいと考えるのであれば取り組んでみる価値があるといえるでしょう。

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