何とか家計をやりくりして節約に励むことも大切ですが、1度家計の中でも大きな割合を占めている「固定費」について改めて見直してみると案外節約の近道かもしれません。固定費を減らすためのポイントを大きく4つに分けてみていきます。

まずは住居費の見直しから始めよう!

固定費というのは毎月変動する食費や光熱費のようなものではなく、毎月決まった額の支出です。その中で最も大きな割合を占めるのが住居費です。賃貸の場合は家賃、持ち家の場合は住宅ローンの返済額ということになります。月々1万円減らせれば、年間12万円の節約が特別なことをしなくてもできてしまうのです。賃貸の場合、家賃を下げるためには大家さんに相談してみることから始めます。家賃は建物の築年数が経過するほど下がる傾向にありますので、更新の際などに交渉してみるといいでしょう。また、新たに家賃の安い物件に引っ越すという方法もあります。一方、持ち家の住宅ローンの返済額を減らすためには、住宅ローンの借り換えを検討してみるのがいいでしょう。ローンを組んだ時に比べ金利が下がっていれば、大幅な節約に繋がります。

マイカーは本当に必要?

続いての節約のポイントになる固定費は、自動車関係のものです。自動車に関わる支出には購入代金やマイカーローンの返済はもちろん、自動車税、自動車保険料、ガソリン代、駐車場代、車検費用などがあり、固定費の大きな割合を占めます。普段そこまで使用頻度が高くない場合は、思い切ってマイカーを手放すという選択肢を加えてもいいかもしれません。必要な時にだけレンタカーを利用するという方法もありますし、最近ではカーシェアリングという複数の人で1台の車を所有するという制度が注目されていますので、検討してみるのもいいでしょう。マイカーは使っていない時でも維持費がかかってきますから、1度よく見直してみると節約の大きな一歩となる可能性があります。

保険料の見直しも定期的に行う

次に注目したいのが、保険料です。家庭によってそれぞれですが、生命保険料や医療保険料の支出も大きいものです。本来は、家計では対応できないリスクに対して保険で備えるものですが、日本では比較的過剰といえる加入も目立ちます。年齢や家族構成の変化とともに必要な保障も変わってきますから、今の家庭にとって必要な保険を見直してみることが大切です。そのうえで過剰な部分は削減し、必要な部分は増やすようにしてきます。また、自動車保険の見直しも毎年行うようにしましょう。保険会社や内容によって自動車保険料が減らせる場合もありますから、見積もりサイトなどを利用して見直すようにします。

通信費は適正価格になっている?

最近では、通信料も固定費として大きな割合を占めている場合があります。スマートフォンの普及に伴い、データ通信料などを含む通信費用が増えています。定期的にショップで契約内容を見直すようにしたり、通信契約も様々に広がっていますから格安スマホなどを検討してみるのもいいでしょう。また、自宅でのインターネット接続や固定電話は本当に必要なのかを見直したり、携帯電話とのセット割引となるものはないかなど普段から情報収集しておくことで固定費を節約するチャンスが増えます。

固定費を減らすことで、節約が楽になる!

家計を見直すときに、食費や光熱費といった毎月変動するものを節約しようと思うと、かなりの努力が必要になります。それも一時的にではなく、毎月続けていかなくてはなりません。一方固定費は、1度削減できてしまえば継続的に効果が得られますし、特別な努力も必要ありません。中でも固定費の中で大きな割合を占めるものから見直していけば、節約の効果は絶大です。住居費、自動車関連、保険関連、通信料とどの家庭にも共通する金額の大きなものの見直しを進め、無駄な固定費がないかどうか確認してみましょう。

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