共働き夫婦で二人暮らしの場合、外食やテイクアウトが増えがちなライフスタイルの中で、「気づけば毎月の食費が予算オーバーしている」なんていうことはありませんか?

忙しい日々を送りながらも、無理なく続けられる節約術を知っておけば、食費をグッと抑えることも可能です。

この記事では、共働き・二人暮らし世帯の平均食費をもとに、平均以下を実現するための7つの節約テクニックをご紹介します。

共働き・二人暮らしの食費のリアル

共働きで忙しく過ごす毎日でも、食費は家計の中でも特に気になる項目のひとつですよね。

外食や中食の頻度、時短のための食材宅配など、ライフスタイルによって支出の傾向もさまざまです。

ここでは、実際に共働き・二人暮らしの家庭がどれくらいの食費をかけているのか、リアルな実情を探ってみましょう。

共働き・二人暮らしの食費平均は?

総務省統計局が2024年に実施した家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果によると、勤労者世帯で二人暮らしの食費の平均額は75,254円となっています。

この金額には、日々の自炊にかかる食料品費だけでなく、外食やテイクアウトなどの飲食サービス費も含まれており、共働き世帯ならではの生活スタイルが反映された結果といえるでしょう。

平日は料理の時間が取れずに外食やテイクアウトに頼るケースも多く、食費がやや高くなる傾向が見られます。

健康志向や時短ニーズから、割高な宅配ミールキットを利用する家庭も珍しくありません。

ただし、この75,254円という金額はあくまでも平均値であり、ライフスタイルや食への価値観によって実際の食費は大きく異なる可能性も考えられます。

手取りに対する食費のバランスは?

手取りに対する食費のバランスを把握するうえで参考になるのが、エンゲル係数です。

エンゲル係数とは、消費支出に対する食費の割合を示す指標の数値で、一般的にこの数値が高いほど、生活に余裕がないと判断されます。

家計のバランスを保つためには、手取り収入の15〜20%以内に食費を抑えるのが理想的です。

二人合わせた月の手取りが40万円なら、食費の目安は6万円〜8万円程度がひとつの基準となります。

もちろん、健康や食の楽しみを重視する場合や、外食が多い共働き家庭ではこの比率を多少オーバーすることもありますが、毎月の支出を見直す際の指針として、エンゲル係数は役立ちます。

自分たちの食費が手取りの何%にあたるかを知ることが、家計改善の第一歩といえるでしょう。

食費が高くなりがちな共働き家庭の特徴

共働き家庭は収入が安定している一方で、忙しい日々の中で外食やテイクアウトの利用が増えやすく食費が高くなりがちです。

時間の制約や生活スタイルの変化により、家計の中で食にかけるコストが上昇する傾向が見られます。

ここでは、共働き家庭の食費が増えやすい背景と特徴について整理してみましょう。

共働き家庭の食費が増えやすい背景と特徴
・外食が多い
・こだわりが強い
・嗜好品/贅沢品が多い
・食品の無駄が多い
・買い物へ行く回数が多い

 

外食が多い

共働き家庭では、平日の夕食準備に時間を割く余裕がなく、外食やテイクアウトに頼る頻度が自然と高くなるでしょう。

外食やテイクアウトは手軽で便利な反面、自炊に比べて1食あたりの単価が高く、積み重なることで月々の食費に大きな影響を与えます。

特に都市部では、周囲に飲食店が充実している環境もあり、手軽さが優先される傾向が顕著です。

食費全体に占める外食比率が高くなると、家計にとっての固定的な負担となります。

こだわりが強い

食材・調味料・調理法などに対してこだわりを持つ家庭では、品質を重視する傾向があり、自然と食費も高くなる傾向があります。

オーガニック食材や産地指定の生鮮品、無添加・無農薬といった安全性や付加価値を重視する選択は、家族の健康を考える上で非常に有意義です。

しかし、食費が抑えられないことは家計を圧迫する大きな原因になります。

理想と現実の折り合いをどこでつけるかが、食費を抑える重要な視点といえるでしょう。

嗜好品・贅沢品が多い

アルコール飲料・高級な生鮮食品・スイーツなど、いわゆる嗜好品や贅沢品を日常的に購入する習慣も、共働き家庭の食費を押し上げる要因のひとつです。

収入に余裕があることから「ちょっとしたご褒美」が日常化しやすく、家計全体から見ればわずかな額でも、長期的に見れば無視できない出費になります。

買い置きやサブスクリプション型の購入スタイルが加わると、気づかないうちに固定費化しているケースもあるため注意が必要です。

食品の無駄が多い

食品の無駄が多い家庭は、食費が高くなる傾向があります。

冷蔵庫内の食材管理が行き届かず、賞味期限切れによる廃棄や、食材を使い切れないまま捨ててしまうケースは、実は多くの共働き家庭で起こりがちな現象です。

仕事と家庭の両立で、買い物と調理の計画が立てづらく、つい余計な食材を買ってしまうことも珍しくありません。

食品の無駄が多いということは、実際には消費していない食費が発生するということです。

知らないうちに無駄が積み重なって、家計を圧迫することになります。

買い物へ行く回数が多い

頻繁にスーパーやコンビニへ立ち寄ることも、無意識のうちに食費を押し上げる要因です。

1回の買い物で「ついで買い」が発生することが多く、想定していなかった支出が積み重なり、月末には予算オーバーとなるケースも少なくありません。

特に共働き世帯では、仕事帰りにコンビニに立ち寄ることが習慣化しやすく、その利便性ゆえに単価が高くなりがちです。

買い物の頻度と内容を見直すことは、日常的な出費を抑える上で有効な手段といえるでしょう。

共働き・二人暮らしでも月3万円台を実現できる節約術7選

共働きで生活にある程度のゆとりがあると、つい食費の感覚が甘くなりがちです。

しかし「気がついたら毎月の食費が10万円近くになっている」という家庭も少なくありません。

ここでは、共働き・二人暮らしの家庭で、月の食費を3万円台に抑えるための具体的な方法を7つご紹介します。

月の食費を3万円台に抑えるための具体的な方法
1.予算を決める
2.買い物はまとめ買いが基本
3.コンビニの利用を控える
4.外食の回数を減らす
5.食品ロスを減らす
6.家計簿をつける
7.FP(ファイナンシャルプランナーへ相談する)

 

1.予算を決める

なんとなく買い物をしていては、食費が膨らむのは当然です。

月の上限金額=予算を設定し、その範囲内でやりくりすることを意識しましょう。

たとえば夫婦二人の食費の予算を月38,000円に設定すれば、1週間に9,500円、1日に約1,300円使えます。

さらに毎週の予算を分割して管理すると、途中で使いすぎるリスクも減ります。

予算を「見える化」することも重要です。

2.買い物はまとめ買いが基本

週に1〜2回、休みの日などにまとめて食材を購入するスタイルに切り替えるだけで、無駄な出費を大きく減らせます。

毎日のようにスーパーやコンビニに立ち寄る習慣は、「ついで買い」の温床になりがちです。

特にコンビニでは単価が高いため、無意識の出費が積み重なります。

まとめ買いには「在庫管理がしやすくなる」「献立が計画的になる」というメリットもあります。

買い物リストを事前に作成し、冷蔵庫の中を把握した上で必要なものだけを購入するというルールを徹底することが節約への第一歩です。

3.コンビニの利用を控える

コンビニは便利で身近な存在ですが、日常的な利用は家計にとって大きな負担です。

特にお弁当・飲料・お菓子などは、スーパーよりも1〜2割高い価格設定であることが多く、頻繁に利用すると無駄な出費がかさみます。

さらに目的外の商品に手が伸びやすい点にも注意が必要です。

節約を意識するなら、あらかじめ必要なものはリストアップし、コンビニ利用は緊急時のみに限定するというルールを設けると良いでしょう。

4.外食の回数を減らす

週に何回も外食やテイクアウトをしていると、食費はあっという間に膨らみます。

二人で1食あたり2,000円使えば、週3回で月2.5万円以上の支出になるでしょう。

外食の回数を減らし、自炊に切り替えるだけで、数万円の節約につながります。

「忙しくて料理する時間がない」という場合でも、作り置きや冷凍保存の活用で十分に対応可能です。

1週間分の食事をある程度計画しておくことで、食事にかける時間もコストも大幅に抑えられます。

5.食品ロスを減らす

あまり使わない調味料の購入やセール品などはできるだけ控え、使いきれる量を計画的に購入することも重要なポイントです。

使い切れなかった食材の廃棄、賞味期限切れによる廃棄など、見えない無駄遣いが毎月の食費に大きく影響しています。

農林水産省のデータによれば、日本の家庭から発生する食品ロスの量は年間で約236万トンにのぼるとされています。

  • 冷蔵庫の中身をこまめにチェックする
  • 先に使うべき食材を優先的に使う
  • 使い切れなかった食材は冷凍保存や別メニューへの活用でロスを防ぐ

こうした習慣は、一度定着すれば節約効果が継続的に続きます。

意識するだけで結果が変わる、最も実践しやすい節約術といえるでしょう。

6.家計簿をつける

収支を「見える化」する家計簿は、節約における最強のツールです。

月々の食費の内訳を記録することで、「何にいくら使っているのか」「どの項目が無駄遣いになっているのか」が明確になります。

ただしどちらか一方が管理するのではなく、パートナーと情報共有をすることが重要です。

最近では、レシート撮影だけで記録できる家計簿アプリや夫婦で共有できるアプリも登場しており、忙しい共働き家庭でも手間をかけずに継続できます。

習慣化できれば、節約の成功率は格段に高まるでしょう。

7.FP(ファイナンシャルプランナー)へ相談する

家計改善を本格的に目指すなら、プロの意見を取り入れることも選択肢のひとつです。

FP(ファイナンシャルプランナー)は、収支のバランスを客観的に分析し、無理のない節約プランを提案してくれます。

固定費や保険料の見直しなど、総合的な家計改善を考える場合に効果的です。

無料相談を実施している金融機関や自治体もあり、思っているよりも手軽に活用できます。

「自分たちではなかなか節約できない」「何から手をつけていいか分からない」と悩む家庭にとって、大きなヒントを得られるきっかけになるはずです。

二人暮らしにおすすめの家計簿アプリ

マネーフォワード ME

マネーフォワードMEトップ画像

画像引用:マネーフォワード ME 公式サイトより

マネーフォワードMEは、日々の支出管理から資産管理まで一元管理できる家計簿アプリです。

連携できる金融機関は銀行口座やクレジットカード、電子マネーなど2,500以上あり、家計簿としての基本機能も充実しています。

レシート撮影機能の精度も高く、金額や店舗名、購入日時を自動で読み取ってくれるので、手入力の手間がほとんどありません。

資産管理では、銀行や証券、年金、ポイントなどを登録しておくことで、入出金や残高の増減を自動で更新してくれます。

預金・投資・ポイントなどの資産内訳をグラフで分かりやすく可視化し、時間の経過とともに資産がどのように増減しているかも自動で記録されます。

さらに、ローンやクレジットカードの支払い情報も反映されるため、資産だけでなく負債を含めた「本当の資産額」を簡単に把握することができます。

こうした資産管理機能は、プレミアムプラン(有料版)で利用が可能です。

無料版では家計簿としての支出管理が中心となりますが、プレミアムプランにアップグレードすることで、複数の金融機関を自動連携したり、資産推移をグラフで確認したりと、より本格的なお金の管理が実現します。

2025年9月には新機能「シェアボード」が追加され、夫婦やパートナー同士で家計・資産を共有・管理できるようになりました。

個人の口座と共有の口座を分けて管理できるため、これから家庭を作っていく方や、共働きで家計管理を分担したい方にもおすすめです。

シェアボードはプレミアム会員が「ホスト」となり、無料会員をゲストとして招待することも可能です。

また、アプリ内のデザインや情報構成もリニューアルされ、「どんな目的で使えばいいか」が一目で分かり、 「目的別ガイド」などの新機能により、初心者でも迷わず使い方を見つけられるようになりました。

家計管理をはじめ、将来の資産形成まで、ライフスタイルに合わせて柔軟に活用できます。

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楽天家計簿

楽天家計簿

画像引用:楽天家計簿 公式サイトより

楽天家計簿は、日々の支出管理から資産の一元管理までスマホ一つでできる家計簿アプリです。

銀行口座やクレジットカード、楽天の各種サービスと連携すれば自動で収入・支出のデータを取得し毎月の明細を自動で整理・可視化してくれるので、手入力の手間をほとんど感じることなく家計管理を始められます。

楽天銀行・楽天カード・楽天証券・楽天ポイントなど楽天グループサービスとの連携は無制限ででき、楽天以外の銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどもあわせて連携できるため、複数の口座やカードの情報を1つの画面でまとめて確認することができます。

さらに、銀行残高やクレジットカードの利用状況だけでなく証券口座や年金、iDeCo・NISA、ポイントの残高情報も管理可能で、入出金や資産の増減を自動で更新しグラフやカテゴリー別にわかりやすく表示することで「何にいくら使っているか」「資産がどう変動しているか」を一目で把握でき、家計簿としてだけでなく総合的な資産管理ツールとしても活用できます。

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楽天ポイントや運用中のポイントもアプリ内で管理でき、節約やポイ活を効率的に進める助けになるほか、お得な楽天サービスの情報もチェックできるため、日々の生活の中で楽天経済圏を最大限活用したい方にもおすすめです。

基本機能は無料で利用でき、日々の支出管理や収支の見える化をすぐに始められる一方で、より多くの口座やサービスを自動連携したい人、詳細な資産推移をグラフで確認したい人にはプレミアムプランへのアップグレードも選択肢として用意されています。

楽天のサービスを1つでも使っている人にもおすすめです。

 

OsidOri

OsidOri

画像引用:OsidOri公式サイト

OsidOriは、夫婦やカップルで簡単にお金の管理や貯金をしたい人におすすめの家計簿アプリです。

銀行口座の入出金や、クレジットカードの支出情報を自動で反映・可視化できます。

夫婦やカップルで旅行など共通の目標貯金を設定でき、お金の話がしやすくなるツールとなっています。

OsidOriでは「自分専用ページ」を利用して、パートナーに共有しない個人のお金も管理できるため、夫婦のお金も個人のお金も、まとめて管理できる便利な家計簿アプリといえるでしょう。

ただしレシート読み取り機能はない点に注意が必要です。

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共働き・二人暮らしの食費削減を継続するコツ

食費の節約は、短期間で成果を出すことも重要ですが、それ以上に継続できるかどうかが成功のポイントです。

共働きの二人暮らしの場合、忙しい日々の中で無理を重ねると、節約がストレスになりやすく、結果的にリバウンドしてしまうリスクも高まります。

ここでは、食費削減を無理なく続けるための具体的なコツを3つご紹介しましょう。

食費削減を無理なく続けるための具体的なコツ
・無理のない範囲で行う
・情報は必ず共有する
・目標を決める

 

無理のない範囲で行う

共働き・二人暮らしで食費削減を継続するためには、無理のない範囲で行うことが重要です。

節約の基本は、生活の質を著しく落とさず、継続可能な範囲で取り組むこと。

「急」「無理」な節約はストレスの原因となり、途中で挫折しやすくなります。

仕事の忙しさや体調によっても、節約へのモチベーションは変動します。

節約計画には余裕を持たせ、臨機応変に調整できる仕組みをつくることが長続きの秘訣です。

無理のない範囲で徐々に生活習慣を変えていくことで、無理なく自然と節約が定着していくでしょう。

情報は必ず共有する

共働きの二人暮らしにおいては、食費の節約を成功させるために、パートナー間のコミュニケーションが不可欠です。

どちらか一方だけが節約を頑張っても、もう一方の理解や協力がなければ、計画はうまく機能しません。

家計の状況・今月の予算・買い物の予定など、食費に関する情報は必ず共有しましょう。

外食の頻度や購入した食材の管理について話し合うことで、お互いの意識が高まり無駄遣いを防げます。

忙しい中でも工夫して情報を共有することは非常に大切です。

目標を決める

節約のモチベーションを維持するためには、具体的で達成可能な目標設定が重要です。

例えば、「食費を月3万円台に抑える」「半年で貯蓄を30万円増やす」など、数字を明確にすることで進捗を管理しやすくなります。

目標達成に向けたご褒美や、達成感を感じられる仕組みをつくることもおすすめです。

家計の節約目標は単なる負担ではなく、将来の安心や夢の実現に直結するものであることを意識しましょう。

目標があることで、節約の意味や意義を共有でき、日々の行動にメリハリが生まれます。

家計の節約目標は単なる負担ではなく、将来の安心や夢の実現に直結するものであることを意識しましょう。

さらに、毎月の生活費をクレジットカードで支払うことで、ポイント還元や利用明細による「支出の見える化」ができ、自然と節約効果を高めることができます。

正しく使えば、現金払いよりも実質的にお得になるケースも多いのです。

ココモーラの【生活費の支払いにおすすめのクレジットカードランキング】をチェックして、自分に合った1枚を見つけてみてください。

まとめ

共働きの二人暮らしでは、食費の平均は約75,000円といわれていますが、工夫次第で月3万円台に抑えることも可能です。

無理のない計画を立て、パートナーと情報共有しながら目標を決めて取り組むことで、負担なく節約を続けられるでしょう。

「家計の見直しをもっと本格的に始めたい」「食費だけでなく保険や貯蓄、資産形成まで幅広く相談したい」という方は、ぜひ アットセミナー の無料マネーセミナーに参加してみてください。

お金のプロであるファイナンシャルプランナーが、あなたのライフスタイルに合った家計改善のヒントや資産の増やし方をわかりやすく教えてくれます。

共働き夫婦の家計管理に役立つ実践的な知識を学べるチャンスです。