食費だけで収入の半分ほどを占めているなら、やばいかもしれません。
一人暮らしでは、コンビニや外食など手軽なものをつい利用してしまったり、間食が多くなったりし、食費がかさみがちです。
では、どのくらいの食費が妥当なのでしょうか。
この記事では、一人暮らしの食費の平均額や、節約方法を紹介します。
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一人暮らしの食費の平均額は?
総務省統計局の家計調査報告2023(単身世帯)によると、一人暮らしの1か月あたりの平均食費は、42,049円です。
男女別、世代別では、それぞれ以下の通りになっています。
【男女別の平均】
| 男性 | 女性 |
| 46,879円 | 37,777円 |
【世代別の平均】
| 年代 | 平均額 |
| 全体 | 42,049円 |
| 〜34歳 | 38,666円 |
| 35歳~59歳 | 46,498円 |
| 60歳~ | 41,078円 (そのうち65歳~ 40,527円) |
参考:男女,年齢階級別 1世帯当たり1か月間の収入と支出(単身世帯)|総務省統計局
性別や世代によっても平均額は前後しますが、おおよそ4万円であることがわかります。
収入に対する食費の割合もみておきましょう。
先述の家計調査によれば、日収入に占める食費の割合は、男女ともに10%前後となっています。
| 実収入に対する食費の割合 | |
| 男性 | 12.0% |
| 女性 | 12.1% |
| 合計 | 11.7% |
参考:男女,年齢階級別 1世帯当たり1か月間の収入と支出(単身世帯)|総務省統計局
これらの平均額・平均割合を大幅に超えている場合は、食費を見直してみましょう。
一人暮らしの食費は収入の10〜15%を目安にしよう
一般的に食費は、収入の10%~15%が理想的といわれています。
たとえば月収(手取り)20万円の場合、月に2万~3万円の食費が目安となる計算です。
| 月収 | 1か月あたりの目安の食費 |
| 15万円 | 15,000円~22,500円 |
| 20万円 | 20,000円~30,000円 |
| 25万円 | 25,000円~37,500円 |
| 30万円 | 30,000円~45,000円 |
| 40万円 | 40,000円~60,000円 |
コンビニや外食は、やはり自炊と比べると食費がかさみやすいため、よく利用している人は少しずつ頻度を減らすことで、目安の金額に近づけられるでしょう。
ただ、これはあくまでも「理想的な数値」であり、年収によってはおすすめできないこともあります。
たとえば、手取り20万円で食費を2万円に抑えたい場合、1日あたりの食費は約645円になります。
3食食べるとすると、1食あたりの食費はわずか215円です。
近年は物価が高いこともあり、これでは食事から十分な栄養を摂取できません。
バランスのとれた食事は健康に欠かせないため、年収によっては20%~25%ほど食費に充て、ほかの費用の支出を抑えるなど、自分の収入や生活スタイルに合った工夫が大切です。
一人暮らしの人が食費を節約するコツ
食費の節約術には、次のようなものがあげられます。
・マイボトルやお弁当を持参する
・自炊を心がける
・まとめ買いをする
・ポイントや割引クーポンなどを活用する
・家計簿をつける
できるだけコンビニの利用を控える
できるだけコンビニへ行く回数を減らしましょう。
コンビニは手軽でとても便利ですが、どうしてもスーパーなどに比べて割高です。
たとえば、スーパーで販売されている「おにぎり」の価格帯は、1個あたり100円前後が主流となっていることに対し、コンビニのおにぎりは1個あたり108円~270円、具材によってはより価格が高いものもあります。
250円~300円ほどのコンビニスイーツとコーヒーをセットで買うと、500円近くになるケースもあるでしょう。
たしかにコンビニは利便性が高く、つい立ち寄りたくなりますが、節約を考える際はできるだけコンビニへ行く頻度を減らすのが近道です。
マイボトルやお弁当を持参する
マイボトルやお弁当を持参しましょう。
毎日コンビニでお茶を買うより、マイボトルを持参したほうが節約できます。
水出し(またはお湯だし)でまとめて作ると、1回あたり100円もかかりません。
また、家にいるときも飲めます。
お弁当も同じように、お弁当を持参すればランチ代の節約になります。
コンビニ弁当やランチ代も食費がかさむ要因のひとつです。
休日にまとめて作り置きしておくと、詰めるだけでお弁当が作れて時短にもなるのでチャレンジしてみましょう。
自炊を心がける
節約の王道ともいえますが、自炊を心がけましょう。
外食やテイクアウトは手軽で魅力的ですが、どうしても自炊に比べて食費がかさんでしまいます。
節約しながらおいしい食材を食べたい場合は、旬の食材を買うのがおすすめです。
旬の食材は価格が安いうえ、その時期が1番おいしく食べられます。
「料理が得意じゃない」「面倒くさい」という人でも、レンジだけでできる料理や包丁を使わない料理など、SNSやアプリ上でたくさん公開されているので、挑戦してみるとよいかもしれません。。
ただし、仕事で疲れて自炊する気が起きないこともあるでしょう。
ストレスが溜まって自炊が続けられなくなったり、つい浪費をしてしまったりしては本末転倒です。
適度に外食や中食(スーパーの惣菜やデリバリーサービスなどを利用して食事すること)を取り入れながら、無理のない形で節約に取り組むと良いでしょう。その際は、あらかじめ毎月外食費の予算を決めておくのがポイントです。
また、時間や体力に余裕のある休日に、まとめて作りおきをするのもよいでしょう。
まとめ買いをする
まとめ買いをするのも、節約のひとつです。
特売日にまとめ買いをすれば、毎日買い物に行かなくてもよくなるので、「つい買っちゃった」なんていう衝動買いも減り、そのぶん食費を抑えられます。
「一人暮らしだから使い切れない…」という人は冷凍保存をしましょう。
お肉をはじめ魚、きのこ類、ほうれん草といった葉物野菜やブロッコリーなど、さまざまな食材が冷凍可能です。
約1か月冷凍保存がきく食品も複数あるため、少しずつでも無駄なく消費できるでしょう。
ポイントや割引クーポンなどを活用する
ポイントや割引クーポンの利用も節約につながります。
外食時のほか、金欠気味のときに貯まったポイントを使って買い物をすれば、現金を減らさずに買い物ができてお得です。
また、日頃からポイントが貯まる支払い方法を使うことも重要です。
食費に限らず、クレジットカードに支払いをまとめると、ポイントを効率よく貯められます。
例えばポイント還元率1%のクレジットカードで、毎月8万円食費を含めた生活費を支払うと、毎月800円、年間で9,600円のポイントがたまります。
スーパーやコンビニ、ドラックストアでの利用でポイントがたまりやすくなるカードもあるので、まだクレジットカードを持っていない人は作成を検討してみましょう。
家計簿をつける
家計簿をつけておらず、「節約=食費」とイメージしている場合は、家計簿をつけてみてください。
節約すべき費用は本当に食費なのか、食費以外なのかが判断しやすくなります。
家計簿をつけると、収入に対してどのくらいの支出があるのか、どこに最もお金がかかっているのかが見えてきて、家計全体のお金の流れがわかるようになります。
「食費を減らさなきゃと思っていたけど、美容代のほうがかかっていた」なんていうこともあるかもしれません。
また、前月と比べて節約できたか否かも目に見えて判断しやすくなるので、モチベーションにもつながるでしょう。
おすすめの家計簿アプリを3つ紹介します。
マネーフォワード ME

画像引用:マネーフォワード ME 公式サイトより
マネーフォワードMEは、日々の支出管理から資産管理まで一元管理できる家計簿アプリです。
連携できる金融機関は銀行口座やクレジットカード、電子マネーなど2,500以上あり、家計簿としての基本機能も充実しています。
レシート撮影機能の精度も高く、金額や店舗名、購入日時を自動で読み取ってくれるので、手入力の手間がほとんどありません。
資産管理では、銀行や証券、年金、ポイントなどを登録しておくことで、入出金や残高の増減を自動で更新してくれます。
預金・投資・ポイントなどの資産内訳をグラフで分かりやすく可視化し、時間の経過とともに資産がどのように増減しているかも自動で記録されます。
さらに、ローンやクレジットカードの支払い情報も反映されるため、資産だけでなく負債を含めた「本当の資産額」を簡単に把握することができます。
こうした資産管理機能は、プレミアムプラン(有料版)で利用が可能です。
無料版では家計簿としての支出管理が中心となりますが、プレミアムプランにアップグレードすることで、複数の金融機関を自動連携したり、資産推移をグラフで確認したりと、より本格的なお金の管理が実現します。
2025年9月には新機能「シェアボード」が追加され、夫婦やパートナー同士で家計・資産を共有・管理できるようになりました。
個人の口座と共有の口座を分けて管理できるため、これから家庭を作っていく方や、共働きで家計管理を分担したい方にもおすすめです。
シェアボードはプレミアム会員が「ホスト」となり、無料会員をゲストとして招待することも可能です。
また、アプリ内のデザインや情報構成もリニューアルされ、「どんな目的で使えばいいか」が一目で分かり、 「目的別ガイド」などの新機能により、初心者でも迷わず使い方を見つけられるようになりました。
家計管理をはじめ、将来の資産形成まで、ライフスタイルに合わせて柔軟に活用できます。
楽天家計簿

画像引用:楽天家計簿 公式サイトより
楽天家計簿は、日々の支出管理から資産の一元管理までスマホ一つでできる家計簿アプリです。
銀行口座やクレジットカード、楽天の各種サービスと連携すれば自動で収入・支出のデータを取得し毎月の明細を自動で整理・可視化してくれるので、手入力の手間をほとんど感じることなく家計管理を始められます。
楽天銀行・楽天カード・楽天証券・楽天ポイントなど楽天グループサービスとの連携は無制限ででき、楽天以外の銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどもあわせて連携できるため、複数の口座やカードの情報を1つの画面でまとめて確認することができます。
さらに、銀行残高やクレジットカードの利用状況だけでなく証券口座や年金、iDeCo・NISA、ポイントの残高情報も管理可能で、入出金や資産の増減を自動で更新しグラフやカテゴリー別にわかりやすく表示することで「何にいくら使っているか」「資産がどう変動しているか」を一目で把握でき、家計簿としてだけでなく総合的な資産管理ツールとしても活用できます。
楽天ポイントや運用中のポイントもアプリ内で管理でき、節約やポイ活を効率的に進める助けになるほか、お得な楽天サービスの情報もチェックできるため、日々の生活の中で楽天経済圏を最大限活用したい方にもおすすめです。
基本機能は無料で利用でき、日々の支出管理や収支の見える化をすぐに始められる一方で、より多くの口座やサービスを自動連携したい人、詳細な資産推移をグラフで確認したい人にはプレミアムプランへのアップグレードも選択肢として用意されています。
楽天のサービスを1つでも使っている人にもおすすめです。
OsidOri

画像引用:OsidOri公式サイト
OsidOriは、夫婦やカップルで簡単にお金の管理や貯金をしたい人におすすめの家計簿アプリです。
銀行口座の入出金や、クレジットカードの支出情報を自動で反映・可視化できます。
夫婦やカップルで旅行など共通の目標貯金を設定でき、お金の話がしやすくなるツールとなっています。
OsidOriでは「自分専用ページ」を利用して、パートナーに共有しない個人のお金も管理できるため、夫婦のお金も個人のお金も、まとめて管理できる便利な家計簿アプリといえるでしょう。
ただし、レシート読み取り機能はない点に注意が必要です。
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まとめ
一人暮らしの食費の平均は、1か月あたり4万円前後です。
食費を減らすには、コンビニや外食の回数を減らして、マイボトルを持参したり自炊したりすることがポイントになってきます。
ここまで食費の節約について述べてきましたが、健康第一です。無理に食費だけを徹底して減らそうとせず、通信費や保険などの見直しもしてみましょう。
食費以外の費用の削減も節約につながります。
家計を圧迫しない範囲で、始めやすいものから取り組んでみましょう。
保家の見直しは、保険の相談窓口で保険の見直しをすると良いでしょう。
参考記事:保険相談おすすめランキング(スマートマネーライフ)
